一昔前だとケーキなどの洋菓子に押され気味でしたが、最近の和菓子は和スイーツとも呼ばれ、若い世代にも人気があります。そもそも日本人は、年代を問わず和菓子が大好きです。お祖父ちゃんやお祖母ちゃんはもちろん、いちご大福などは子どもに大人気でした。和菓子が世代を問わず受け入れられているのは、日本人の味覚に適しているからです。洋菓子ほど甘くなく、落ち着いた繊細な甘さなので安心して食べることができます。また、和菓子は日本の風土を体現していて、春には桜餅など季節を感じることもできます。スイーツから季節を感じることができるのは、日本ならではと言い切っても過言ではありません。しかし、目で見て感じることができるのは、季節だけではありません。職人の手により作り上げられた和菓子は、植物や動物を細かく再現しています。
色遣いも赤やピンク、黄色など鮮やかで、見ているだけで飽きることができません。人気が出てきたと言えども、依然としてスイーツと言えば洋菓子のイメージです。しかし、日本に根付いたスイーツこそ、伝統を守り未来に伝えていかなければいけません。渡邊修也さんも、日本の伝統文化とも言えるスイーツを守るために、様々な活動をしています。今はまだ活動は始まったばかりで、小さな一歩かもしれません。しかし、小さな一歩を踏み出すことによって魅力がもっと広がり、日本伝統の食文化を守ることができます。
0コメント